ザ・スパイダース・ベスト・トラックス
ザ・スパイダース テイチク テイチク ザ・スパイダース
日本人でよかったと思える本物のエンタメ・バンド
40年以上前(!)ビートルズの音楽をいち早く日本に紹介し、後のGSブームの先達となったスパイダースのベスト。
マチャアキ&順のツートップもキャラ立ちまくりで最高ですが、もう一つの聴きどころはムッシュ、井上尭之、大野克夫といった珠玉ミュージシャンによるサウンドプロダクション。もろビーチボーイズな曲から、フォークやサイケ調、基本的には歌謡曲仕様の「夕日が泣いている」に至るまですべてがスパイダース・サウンドとして消化されています。あらためて聴く「あの頃きみは若かった」も懐メロというより、鉄琴や躍動感あふれるコーラスを効かした洒脱なポップ・ソングとして耳に響くはず。
当時人気ではスパイダースを凌駕していたジュリー率いるタイガースが、他人の曲で「遠い国からとんできた 銀の瞳の星のプリンス〜♪」などと歌わされていたことを思うと、スパイダースのバンドとしてのスキルや音楽に対するポテンシャルの高さは圧倒的!
ビートルズ来日時、「その他のバンドでは一番だけど、ビートルズにはかなわない」と前座を辞退したという逸話にも納得です。
日本人で音楽好きなら聴いて損はないと思いますよ。
スパイダースはGSのホームラン王です。
~スパイダースと言えば「太陽にほえろ!」「名探偵コナン」の大野克夫と、ジュリーのバックバンド、「寺内貫太郎」「前略おふくろさま」の井上尭之の音楽的バックボーンと下手な芸人もかなわない堺正章、井上順のトーク、そしてスパイダースの影のプロデューサーで(影じゃないかも)「泣いているシリーズ」を除く洋楽テイストあふれる多くの曲を手がけたムッ~~シュかまやつのセンスが融合した、まさにKing of GSにふさわしいグループだといえます。
このアルバムに収められた曲は今でも古くささを感じない楽曲だと思います。個人的には1.4.6.8.10.21がおすすめです。14は当時レコードが品切れをおこすぐらい売れた曲です。ぜひハマクラさん(12.18)以外の曲も聴いてください。~
ザ・スパイダース・スーパー・ベスト
ザ・スパイダース テイチク テイチク ザ・スパイダース
コンプリート・シングルズ
ザ・スパイダース テイチクエンタテインメント テイチクエンタテインメント
スパイダースのミュージッククロニクル~スパイダースの入門書的CD~
’64のレコードデビュー作である『フリフリ』から堺正章のソロとしてのスタイルが確立された’70『悪魔のようなおまえ』の約6年間にわたったスパイダースのシングルA/B面を網羅したCDです。
リアルタイムでスパイダースを経験した人は、収録されたナンバーの一つ一つによみがえる思い出があると思うし、新しいリスナーにはスパイダースというグループの音楽通史的な意味を持ったものとなるでしょう。
ここで各楽曲についてのコメントはあえていたしません!なぜなら、Disc1~Disc2へと聞き進んでいくうちに、彼らがあたかも人間で言えば少年から青年へ、そして壮年へと成長していくかのような、オリジナリティーや演奏の変化を感じていただけると思うからです。
全収録分のジャケットがカラーで掲載されている点も、スパイダースファンであった私には嬉しい1枚です。
《軽い音楽とお笑い》(マチャアキ談)のバンド、偉大なる軌跡。
世に「シングルやレコードでは、その本来の姿がわからない」GSは数多く、そのあたりの、いかにも作られたキッチュな感じがGSというものの魅力の一端であることは否定できないが、その点スパイダースというバンドは、聴き手に対し、できるだけダイレクトに「俺たちはこういうバンドなんだ!」という実感を、シングル盤の両面を通しても、なんとか伝えようとしていたことが、このコレクションを聴いていると伝わってくるのだ。
通常、GSのシングル曲といえば、後半になるとショボくなってきて、どうにも淋しいものだが、スパに関していうと、最後の大きなヒット「あの時君は若かった/もう一度 もう一度」以降も充実しており、かなりギリギリまで踏ん張った、という印象なのがわかる。
ハッキリした記憶がないのだが、家にあったのでおそらく親に買ってきてもらったと思われる、個人的な思い出の1枚「なんとなく なんとなく」など、収録したシングルのジャケットが、カラーで見られるのもうれしい。
ザ・スパイダース:コンプリート・シングルズ
スパイダース テイチクエンタテインメント テイチクエンタテインメント
THE SPIDERS ROCKS
ザ・スパイダース テイチク テイチク
様々な”Rock”のカタチ
完全オリジナルから自作カバー、洋楽のカバー・・そんな意味での「様々」と楽曲のスタイルの「様々」・・
オリジナルにしても、洋楽のカバーにしても、ある意味スパイダースらしいオリジナルのノヴェルティーソングのエンターティナー性にしてもJ-ロックの草分けとしての貫禄を見せてくれるコンピレーションCDですね。
完全に私の趣味なんですが・・・イノヤン(井上孝之、現・堯之)のソロを聞いてください。『オー・プリティー・ウーマン』、この時代、これほどソウルフルでパワフルなヴォーカルや、ご機嫌なギターワークを聞かせてくれるシンガーやグループって、なかなかいなかったと思うんですが・・・
風が泣いている / ザ・スパイダース・アルバム No.4+8
ザ・スパイダース テイチク テイチク
スパイダース主演映画、セリフ入りサントラがGood!
個人的には、最初に買ったスパイダースのLPが、『アルバムNo.4』なので、このジャケットには格別の思い出があります。
収録曲もスパイダースがGSのトップグループとして最も活躍していた頃の、しかし自分たちのやりたい音楽が、なかなかやれなかったジレンマを感じている頃のスパイダースのものです。
そのうっぷんを晴らすかのような後半の「+8」曲は、日活主演映画「スパイダースの大進撃」からのセリフ入りサントラです。著作権の問題でレコードをそのままサントラ盤にできず、広ーい撮影所での別テイクだった(らしい・・CDの解説より)8曲は、レコーディングスタジオでの余所行きの演奏とはちょっと違う、そう、もっと生き生きしている演奏になっています。私的には、後半8曲をぜひ聴いてもらいたい。
『なんとなくなんとなく』鹿児島弁ヴァージョン、曲間のセリフも鹿児島弁です。「困っちゃったなぁ~、君を・・・」を順がなんていってるかは、聞いてのお楽しみということで・・・。
「レッツ・ゴー・スパイダース!」
思わぬ「夕陽が泣いている」の大ヒットによるブレイクで、グループ内では《ひとつ、終わった》ような感じもあったとはいうが、バンドとしての勢いは止まるところを知らず、ピークにあったといっていいことが、のちに別ヴァージョンでシングルが出た「バン!バン!」、きわめてパンキッシュな「愛しておくれ(Gimme Some Lovin')」など、このアルバムの音からも感じとれる。新たに録音した英語版「夕陽が泣いている」も収録。
CDの後半は、いまやレアアイテムである、日活での主演映画『ザ・スパイダースの大進撃』のサウンドトラック曲とセリフで構成された2枚組17cmEPからの復刻で、全曲モノラルで音質もあまり良くないが、「ヒア・カム・スパイダース」「メラ・メラ」など、熱っぽい演奏がたっぷりと楽しめ、個人的にはこちらをメインと考えているようなフシもある。
アルバムNo.1+No.2
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オリジナルとカバー、スパイダースらしさを堪能!
前半はスパイダースのオリジナルですべてを占めたアルバム、後半は洋楽カバーのアルバムからのCDとなっているが、このオリジナルの先進性とカバーの完璧性がスパイダースの身上である。
オリジナルは、この時期ほとんどがかまやつひろしによるものであるがフリフリの三三七拍子のリズムは、独創的というほかはない。スパイダースにとってもレコードデビュー作となったこの楽曲には特別の思い入れがあるようで、『スパイダース・ストーリー』の中でも田辺昭和知はそうコメントをしている。ほかにも『ビター・フォー・マイ・ティスト』などビートルズ風なコーラスの楽曲も聞き応えがある。
後半の洋楽カバーでは、やはりビートルズのナンバーが多いのは当時としては当然であるが、まだ日本で発表される前のビートルズナンバーを、FENを聞いてコピーし、歌詞をかまやつが書いて演奏していたわけで、スパイダースの演奏でビートルズの新曲を知るという具合だったことはスパイダースのすごさというものであろう。ただし、後から日本でビートルズのオリジナルが発表され、歌詞カードを見たら、あってるのは「Help!」だけだった、なんていうオチもあったらしい。(冗談でしょうけど、もちろん)
それはともかく、ベース音は柔らかくほかの音に潜ってしまいコピーしずらかった、というかっぺちゃん(加藤充)のコメントを思い出す。
オリジナルとカバー、両面でのスパイダースのよさをじっくり味わえる1枚である。
《トーキョー・サウンド》ここにあり。
猫も杓子もエレキ・ブームに沸きつつあった日本で、いち早くビートルズのカッコよさに着目し、インストゥルメンタル+ヴォーカル、というスタイルで新たなスタートを切ったバンド、スパイダース。当初は苦戦をしたものの、やがて上げ潮がやって来る。これはそんな66年、立て続けにリリースされたアルバム2枚を1枚のCDに収めたもの。やはりなんといっても全曲オリジナルの『No.1』のオリジナリティーには、フォー・シーズンズ調―この時期の日本で、彼らを意識した曲調のオリジナルを作るということ自体、すでに何歩かリードしている感じだが―の楽曲など、いろいろ混じっているけれど、それでも今なお、輝くものがある。一方、全曲カヴァーの『No.2』は、ちょっと「ラ・バンバ」が入ってる「ツイスト・アンド・シャウト」など、(その来日公演の前座で出る話を、結局断わった)ビートルズのレパートリーが前半を占めているが、意外にも聴きどころは後半の方に集中しており、演奏も「ジョニー・B・グッド」をはじめ、明らかに後半の方がノッているような印象を受けるのが興味深い。
スパイダースって、本当に楽しい!
いやー(こう書き出すと、口ひげをたくわえた某映画好きのおじさんみたいだが)、これはもう、メチャメチャ好き。何回聴いたか、もうわかんないくらい聴いたな。
当時のA面に、メンバー全員のソロを1曲ずつ入れ(イノヤン→克夫ちゃん→マチャアキ→順ちゃん→カッペちゃん→昭ちゃん→ムッシュ、の順。ムッシュのは、完全セルフ・レコーディング第1作)、B面も含め全曲メンバー作のオリジナルで勝負の『明治百年』と、最後の大きいヒットとなったシングル「あの時君は若かった/もう一度 もう一度」、それと「いつまでも どこまでも」以外は全曲カヴァーの(マチャアキの「あなただけを」、順ちゃんの「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」は、ある意味必聴)『No.5』という、絶妙のカップリング。
聴きどころたっぷり、楽しさ満載で、自信を持っておすすめします。
日本のロックの歴史を作ったアルバム
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スパイダース・ストーリー
ザ・スパイダース テイチク テイチク
歌と演奏、そしておしゃべり。楽しいベスト盤
このジャケ写だけみると、どうも関西お笑い系っぽい雰囲気もあって、そういう人たちなの? と思う人も多そう。まぁ実際そういう部分も大きかったんだけど(笑)、実力もちゃんとありました。そのあたりの両面が、歌と演奏、そして曲間のトークでいやというほど味わえる、67年発売された2枚組ベストLPの、2in1でのCD化。
オリジナルで1枚、外国曲のカヴァーで1枚(LPとしては)、という構成からして彼らの自信のほどをうかがわせますが、マチャアキと(井上)順ちゃんが進行させる全員でのトーク部分も、実に楽しい(曲とはかぶらないので、ご安心を)。カッペちゃん(加藤充氏)に「なんとなく なんとなく」のセリフを言わせようとするくだりなど、何度聴いても笑ってしまう。もちろん笑わせるだけでなく、リーダーの田辺氏やムッシュらによるシリアスな話や音楽談義もきけるのがうれしい。
楽曲、演奏の完成度はいうまでもなく、音質も(この少し前の発売の、オリジナル・アルバムCD化シリーズもいい音だったが、それ以上)さらに向上している曲もあり、これにはちょっとビックリ。
7人の自筆バイオ(順ちゃんのみ聞き書き?)、このアルバムが出るまでの年表など、資料の面でも充実してます。
栄光のザ・スパイダース~甦る不滅のグループ・サウンズ(紙ジャケット仕様)
田辺昭知とザ・スパイダース インディペンデントレーベル インディペンデントレーベル
なぜか遅れて出てきたスパーアルバム。
すごくガレージでパワーあふれるアルバムだ。クラウン時代のスパイダーズのアルバムで、入手できたことは大変うれしい。お馴染みの「フリフリ」から始まる。最近の音楽聴いている若者には、ちょっと風変わりの曲に聴こえるだろう。かまやつさんの曲で、もともと日本人合ったリズムということで三拍子にしたそうだ。
GSという言葉すら生まれていない、インストエレキバンド全盛の時代のアルバムということで、歌入りは4曲。特に「青春アゴーゴー」これから、「何かすごいことが始まるぞ」というメッセージがきこえてくる。ほかの二曲もアクユウさんの作詞ということで、新しい時代幕開けにふさわしい。
インストの曲も当時の最先端の曲である。「アイドルを探せ」「砂に書いたラブレター」を持ってくるとは彼ららしいと思う。聴くたびに元気もりもりになるアルバムである。
ザ・スパイダース アルバムNO.1(紙ジャケット仕様)
ザ・スパイダース テイチク テイチク ささきひろと
若きスパイダースの記念碑的アルバム、復活!!
これこそザ・スパイダースだぁ!と自信を持って推すことができるアルバムです。彼らの現役時代を知っている人にも、聞き始めの人にももちろん。
このアルバム、66年に発売されたLPのジャケットがそのままCDサイズになってるのが実に泣けてきます。
全12曲すべてがオリジナルによるアルバムって今でこそ普通のことですがこのLPが発売された当時はまさに画期的なことだったんですよね、これが。スパイダースって常に先を見つめ続け、新しいことに挑戦し続けていたグループだったてことがお分かりいただけると思います。
この時期のスパイダース、何か底の知れないパワーを感じるんですよね。全盛期には、マチャアキ、順がソロヴォーカルって言うパターンが多かったんですが、このアルバム収録のナンバーでははっきり『誰がソロ』っていうよりヴォーカルの4人が歌ってる、そんな曲が半数以上。実はこのことが本来のスパイダースの魅力だと思うのです。
『フリ・フリ’66』での田辺昭知の「三三七拍子」ドラム、イノヤンの演奏が楽しくって仕方ないっていう感じのリードギター、『ノー・ノー・ボーイ』での克夫ちゃんのスティールギター、ビートルズをイメージさせる『ビター・フォー・マイ・ティスト』、マチャアキのサビでのソロが歌唱力を感じさせる『ラッキー・レイン』・・・こんな曲を書いたムッシュ・かまやつさん、あなたはやっぱりすごい人ですね。
というわけで、このアルバム、スパイダースの凄さがひしひしとわかっちゃう絶対お勧めの1枚です。
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